日生劇場の座席からの見え方を、1階席・GC階・2階席と、エリアごとに詳しくまとめてみました。
チケットを取られる方や、これから日生劇場に行かれる方は、参考にしてみてください。
日生劇場 座席表
まずは座席表を見てみましょう。
↓日生劇場の座席表です。
日生劇場は、
1階席:縦が20列、横は多いところで42席からなる、長方形型配置の座席。
GC階席:1階席のサイド上部と後方上部に位置する前後2列の座席。
2階席:GC階席の上に位置する座席。
の3つのエリアで構成されています。
(※GC階席は、「グランドサークル」階のこと。中2階とも言われます)
↓この画像が、1階席・GC階席・2階席の位置関係がわかりやすいと思います。
本日もありがとうございました!
明日は東京公演中日だそうな。足長男の視界から見た日生劇場の客席。
ちょうど目線がGCぐらいになります。
身長2m20cm強。
明日からも頑張ろう。#笑う男#足長男 pic.twitter.com/LOmyhSplZG— 榎本成志 (@masashi_enomoto) April 18, 2019
↑1階席と2階席の間にぐる~っと1列(実際は2列ですが)見えるのがGC階席です。
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日生劇場 キャパは?
日生劇場のキャパは、
・1階席:739席
・GC階席:128席
・2階席:464席
合計:1,330席となっています。
日生劇場は中規模劇場なので、実際行かれた方には、
「日生劇場の狭さに感動!」
「会場が大きすぎず小さすぎず、ちょうどよい距離感」
などと言われていますよ~。
中には、
「帝国劇場と同じ感覚で入ってみたらすごく近かった!日生劇場のキャパ素晴らしい!」
という方も。
帝国劇場は1,800人規模のホールですからね。
それに比べたら、日生劇場はいい意味でこじんまりとしていて、全体的にとても見やすい劇場です。
それでは、1階席から順に、以下に座席からの見え方を詳しく解説します。
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日生劇場 座席見え方 1階席
日生劇場 座席見え方 1階席 XA列~XC列
XA列~XC列の3列は、日生劇場1階席の最前列エリアで、それはもうとてつもなく舞台に近いです。
1階席XA列に座れたという方は、
「とにかく近すぎて泣けてきた。目が合って大号泣&パニック(笑)」
「大好きなメンバーみんなのお顔がハッキリと見れて大満足」
だし、
1階席XB列も、
「爪まで見えるし、髪の毛も1本1本が見える!」
「もう前から2列目だと感情もビシバシ伝わってきて、目の前で絶叫された時は私まで絶叫しそうになった」
とか、
さらに、1階席XC列は、
「頭の上を○○さんの衣装がかすった!」
「顔を上げたら○○さんの顔がめっちゃ近くにあった!」
なんてことも。
頭の上を衣装がかすめるってすごい近さですよね。
しかし、あまりにも近すぎるため、
・首がきつい
・全体を見にくい
という声もあるんですよ(;;)
1階席XA列に座れたものの、
「首がかなりきつかったし、足元はイマイチ見えませんでした」
という方や、
「団体で踊る場面など、残念ながら近すぎて誰がどこにいるのかわかりづらかった」
という方もチラホラと。
その辺りは悩ましいところですが、
「好きな俳優さんを間近で見らてそれはそれは幸せ。でも、舞台全体はあまり把握できませんでした。それでも嬉しかったですけど・・・」
という声があるように、やっぱり近くで見られる特別感の方が勝るんじゃないかな~、と個人的には思ったりしますね。
この1階席XA列~XC列は、オーケストラピットとしてつぶれることもあるし(=座席としては使用しない)、せっかくこのエリアに座れる権利をゲットできたなら、そりゃあもう行くしかない!と個人的には思います。
あ、ちなみに、XA列~XC列は前後の段差や傾斜はありませんが、基本的にずっと座って見上げる感じになるので、フラットでも視界が遮られることはあまりないですよ~。
日生劇場 座席見え方 1階席 A列~Q列
日生劇場の1階席は、最前のXA列~XC列の3列のあと、通路を挟んでA列~Q列の17列が続きます。
なので、A列は実質4列目になります(オーケストラピット使用時はA列が最前列)。
1階席の前の方は、舞台までの距離も近くて肉眼でも見やすいと言われています。
実際、1階席E列に座った方も、
「席が近いので、俳優の顔のパーツまでくっきり見えました」
と言っていましたよ~。
↓こちらが、おそらく1階席D列かE列からの見え方です。
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もう少し後方、1階席H列に実際に入ったという方も、
「日生劇場はそんなに広くないので、見にくいことは全然なかった」
とのことでした。
一般的に、日生劇場の場合は、
・1階席I列あたりが前過ぎず後ろ過ぎず見やすい
と言われているようです。
で、個人差がありますが、
(→ ライブ・観劇には双眼鏡が便利!)
(もちろん人それぞれなので、もっと前でも使っている人もいます。逆に最後列や2階席でも使っていない人もいます。)
↓こちらが1階席N列目くらいからの見え方です(5枚目)
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↑たしかに、顔は見えますが、表情までハッキリというとちょっと難しそうな距離ですね。
1階席Q列(最後列)も、
「視力にもよりますが、個人的にはオペラグラスが必要な距離」
「表情まで肉眼で確認するのは難しいと思う」
と言われています。
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日生劇場 座席見え方 GC階席(中2階席)
「GC」というのは「グランドサークル」の略で、この席は1階席と2階席の間にあります。
1階席と2階席の間なので、「中2階席」とも言われています。
↑上図の黄色く囲った部分がGC階席です。
場所は、1階席最後列の後ろ上方と、1階席両サイド上方に、2列だけ設置されています。
上図のようにGC階席は全体的にコの字型のような形をしていて、同じA列(1列目)やB列(2列目)でも、センターとサイドでは座席からの見え方が変わってきます。
日生劇場 座席見え方 GC階席(中2階席)センター
GC階席のセンターブロックは、全体的に見やすいという声が多いです。
「やや高い位置なので、舞台全体がよく見渡せます」
「中2階だと2階席ほど高さがないし、2列しかないので見やすいです」
「特にA列は視界が超良好」
しかし、GC階席は1階席に覆いかぶさっているわけでわなく、1階席の後方の上部に設置されているので、舞台からの距離は残念ながら遠いです・・・。
1階席のQ列(最後列)より後ろにあるわけですからね・・・。
「やはり舞台からの距離は感じます」
「見やすいが、舞台から距離はある」
「センター(13番~58番くらい)はちょっと肉眼では厳しい距離」
「GC階席に座っている方は、オペラグラスを使っている人が多い印象」
など、距離を感じる系の口コミもけっこうあります・・・。
しかし、この辺も個人差があるので、中には、
「GC階席A列どセンター!双眼鏡忘れて焦ったけど、裸眼でも見やすかった」
という方もいますし、
総合的に、
「日生劇場のGC階席どセンター、最高!」
とコメントしている方もいるので、全体的におすすめの席と言えるでしょう。
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日生劇場 座席見え方 GC階席(中2階席)サイド 上手や下手
GC階席も、サイドブロック(上手や下手)になると舞台にかなり近くなります。
↓この画像、GC階席サイド端がかなり前方に突き出しているのがわかります。
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なので、1番~11番・60番~70番くらいなら舞台に近く、肉眼でも十分見える距離です。
しかも、このGC階席の端は、
「特別感があって好き」
という方も多いです。
舞台から手を振ってもらえることもあるようですよ~。
ただ、どうしても前に行けば行くほど見切れが出る可能性が高いです(;;)
どちらも舞台の自分側、手前側が見にくくなります。
見切れなく見たい方にとっては、
「今日はGC階席上手で見て、見切れました・・・。残念」
という席のようです。
それでも、
「注釈付きS席で、GC階席の端で見たら、少し見切れたけど近くてなかなか良い席だった」
という口コミもありますし、
「GC階は休憩スペースがめちゃくちゃ広くて優雅」
「個人的に日生劇場は、GC階席が神席」
「GC階はなんだか贅沢」
「2列しかないから、後ろの人を気にしなくてよくて楽」
という感じで人気の高い席ですね。
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日生劇場 座席見え方 2階席
続いて、日生劇場2階席からの見え方についてです。
日生劇場の2階席は、全体的に「距離はあるけど見やすい」と言われています。
よくあるホールのスタイルとして、1階席の後半部分に2階席が乗っかっているタイプのものがありますが、日生劇場の場合は、1階席の最後列の上に2階席の最前列があるくらいのかぶさりなので、2階席A列(最前列)であっても舞台からの距離がけっこうあるんですね。
2階席A列(最前列)は、
「私にとってはいい距離感」
という方もいますが、
だいたいは、
「視力1.5でも裸眼では顔がぼんやりでした。はっきり見たい場合はオペラグラスがあった方がいい」
「オペラグラスがなくても見えるが、でもあった方がいいと思う」
「けっこう見下ろす感じで、オペラグラスでずっと見てました」
という方が多いです。
(→ ライブ・観劇には双眼鏡が便利!)
そして、
「1列目だと、前の手すりが若干気になるかも」
と言っている方もいました。
↓こちらが、おそらく2階席A列(最前列)からの見え方です。
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たしかにちょっと距離というか高さがありますね。そして手すりも場合によっては気になるかもですね。
2階席A列(最前列)でこんな感じなので、これより後方もオペラグラスはあった方がいいという意見が多いです。
2階席B列、
「双眼鏡を持って行った方が細かい表情は見える」
「役者の顔はよく見えないが、おおまかな表情はわかるくらい」
2階席E列、
「舞台とはそれなりに距離があります」
2階席H列、
「やはりオペラグラスはあった方がいいと思います」
↓おそらく2階席I列右端くらいからの見え方
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ただ、みなさん口を揃えて、
「舞台からは遠いけど、とても見やすい」
と言っています。
日生劇場の2階席は、極力、前の人の頭と重ならないようになっているので、どの席からも見やすいように作られているんですね。
見やすいけど、遠い。ならばオペラグラスで補おう!という感じですね。
(→ ライブ・観劇には双眼鏡が便利!)
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1階席後方と2階席前方どっちがいい?
さて、どこのホールでもよく質問に上がるのが、
・1階席後方と2階席前方、どっちがいい?
ということです。
日生劇場でもどちらにするか悩まれる方がとても多いです。
日生劇場の場合、
大抵のホールは2階席が1階席の後方に被っていますが、日生劇場は1階席の最後列の上部から2階席の最前列が始まっている感じなので、舞台からの近さを取るなら1階席ですね。
ただし、
・1階席は傾斜が弱いので、前に大きな方が来られると見えにくい可能性も。
しかし、どちらが見やすいか、というと2階席派の方が多いようです。
「2階席は見晴らしがいい!1階席最後列とは段違い」
「1階席後方は目の前に何列もの人々がひしめいていますが、2階席はそんなことはない」
ということで、
「見やすさで言えば2階席だが、少しでも近い方がいいなら1階席」
ということになりますね。
行かれる方は、どの席であっても楽しんできてください!
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